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葬儀が済んだ…遺品整理はいつからやる?〜捨て方のコツと費用〜

故人が持っていたもの、使っていたものは、いつかは片付けなければなりません。

しかし、いざ遺品整理に取り掛かろうとしても、遺族が高齢であったり、

住居が遠方の場合などは思うように遺品整理が進まないことはよくあります。

いつからやるべきなのか、費用はどれくらいかかるのか。

いざという時のために遺品整理についてお話しします。

遺品整理とは

故人が残した家財、品物を整理することを遺品整理といいます。
残された家族が行うことが多く、整理をしながら故人に思いを馳せる大切な時間でもあります。
 
しかし、場合によっては、大変な苦労をするこも・・・。
 
亡くなった方が同居していた場合は、少しづつ遺品整理を行っていけば良いのですが、
故人が独居の賃貸だった場合などは、すぐに退去を迫られることもあります。
ゴミ屋敷とは言わないまでも、ものに溢れていて途方にくれることもあり、一人で遺品整理を行うことは相当大変です。
 

自分で行う遺品整理と業者に頼む遺品整理

遺品整理は大きく分けて、遺族自ら行う場合と業者に頼む場合があります。
遺族が自ら遺品整理を行うのは、マイペースにできるのは良い点です。
しかし、仕事やまだ子供が小さいといった状況だと、一人で行うにはなかなか大変!特に、別居の故人宅の遺品整理を遠方から赴いて行うとなると、さらに負担です。
そんな負担を軽減するには、遺品整理の専門業者に依頼することもできます。
 
遺族が自ら遺品整理を行う場合は、粗大ゴミを出すのに費用がかかりますが、それほどお金がかかりません。
遺品整理の業者にまかす場合は、もちろんそれなりの費用がかかってきて相場は1kで30,000円〜と言われています。
 

遺品整理はいつから?

遺品整理を始めるタイミングは、遺族の事情によっていくつか最適な時期があります。
ただし、故人が賃貸住まいの場合、先延ばしにすると家賃がかかってきますので、葬儀後なるべくすぐに遺品整理に取り掛かかりましょう。
 

重要!まず故人に借金がないか確認しよう!

まず、遺品整理に着手する前に故人に借金がないか確認しましょう。遺品整理をするということは、遺産を相続したとみなされ相続放棄ができなくなることがあるそうです。
相続をすると言うことは、故人の代わりに借金や負債を払っていくということです。
 
 
 

一般的なのは四十九日後から

葬儀が済んでも手続きやお墓の準備など、まだ忙しいものです。
四十九日が過ぎると落ち着いてきますので、その頃に遺品整理を本格的に始めるのにちょうど良い時期です。
形見分けのことも考えるにも良いタイミングでもあります。
親族や縁の深い関係者が多く集まる四十九日の法要で遺品整理や形見分けの相談もしやすからです。
 

手続きと並行して遺品整理を進めていく

遺品整理は本来、「この日」と決めて始めなくても良いものです。
故人がエンディングノートを用意していたり、身辺整理を済ませて逝かれる方もいます。
その甲斐あって、思いの外緒手続きがスムーズに進めば、それと並行して遺品整理も進めていくのもおすすめです。
手続きのために様々なものを整理する必要があるので、そのついでに効率よく遺品整理もできます。
 

葬儀の直後に遺品整理を行うケース

故人が賃貸物件で独居の場合です。
通常、賃貸借契約は借主が死亡しても終了せず、相続人にそのまま引き継がれます。
いつまでも遺品整理をしないと、相続人は誰も住んでいない家の家賃を払い続けなければならくなってしまうのです。
このようなケースでは、葬儀直後には遺品整理を短期間で行うことが多いです。

自分で遺品整理を行う時のコツ

冒頭に触れたとおり、遺族が自ら遺品整理をする場合、故人を思い出しながらマイペースで行うことができます。
しかし、遺族だけでの遺品整理は、一見、良い点ばかりなような気がしますが問題点もあります。
 
遺族が自ら遺品整理を行う場合の問題点は、捨てることに迷いが生じやすいことです。
人によっては、どんどん捨てることが平気な方もいますが、大切な人の遺品です、綻びた服ですら思い出が深く捨てられないという方もたくさんいます。
 
では、何に気をつければ遺品整理を円滑に進められるのでしょうか。
おすすめの遺品整理のコツを紹介します。
 

【遺品整理のコツ 1】書き出していく

一見、効率のためのコツのようですが、実は、メンタルのために良いコツです。
「書き出す」という行為は混乱した心を落ち着かせます。遺品の分類、遺品整理のスケジュール、遺品の思い出でも良いです。まずは、どんな形でも良いので、思いつくまま書き出してみましょう。
形式もスマホが良い人、裏紙にささっと書くぐらい軽い気持ちで始めるのがおすすめ。
あまり細々としたものではなく、遺品の分類でいうと「捨てても良いもの」「形見分けできそうなもの」「自分で取っておきたいもの」というようにざっくり書き出すと始めやすいです。
 

【遺品整理のコツ 2】形見分けは気軽に

形見分けは、昔からある習慣で、故人が愛用品を家族や親戚、友人に分けることをいいます。最近では「こんなものもらっても迷惑かも・・・」と、気を使って、形見分けをしないという方もいます。
確かに、形見分けは「いらないものを押し付ける」というものではないので、そこを履き違えてはいけませんが、まだまだ使えるもの、高価なもの、素敵なアクセサリーなどをもらって嫌な方はそう多くはないはずです。
気のおけない家族や故人の友人には「これ形見分け、もらってくれない?」と渡しましましょう。
変な気を使わず、自分が「これはあの人に持っていて欲しいなぁ」と感じたまま選んでよいのです。
 

【遺品整理のコツ 3】遺品の中の「お宝」に注意

故人がコレクターだった。その奥さんはコレクションに興味がなく、捨ててしまった!
そんなことも度々耳にします。
現金や宝飾品、時計などは、見るからに貴重そうなものは簡単に捨てることもないとは思いますが、一見、ただの紙切れだったら捨ててしまうのもいたしかたないです。
しかし、コレクター以外の人には、不要品に思えるものもとんでもない価値がある場合があります。
 
買取可能な品物の一例
骨董品・切手・食器・家具・着物・古銭・お酒
家電・ブランド品・宝石・貴金属・絵画・洋服
 
安易に捨てずに、専門店に持ち込んでみるか、持ち込みが面倒であれば該当品をネットで検索してみてください。
 

【遺品整理のコツ 4】自分の一番ストレスのない方法で行う

遺品整理は、個人の事情にかなり左右されるものです。そのご家族ごとにやり方は様々です。
大変だからみんなに手伝ってもらう方が良い場合もあれば、大変だけど、もうリタイヤしていて時間はたっぷりあるし、自分一人でやる方が気がラク。という方もいるでしょう。
遺品整理の常識といえば「形見分けは目上の人には渡さない」ぐらいなもので、特に決まりはありません。
もちろん、全て業者に行ってもらうのもその手段の一つです。
遺品整理は、相続人が一番負担にならない、やり方で行いましょう。
 

遺品整理を業者に頼むメリット

近年では、核家族化や夫婦共働き、高齢出産等、家庭を取り巻く環境が変化し、気持ちはあるがゆっくり遺品整理をやる余裕がないことが増えてきました。そんな中、不要品回収業者の中で遺品整理も請け負う業者、さらに遺品整理の専門の業者も出てきています。
以下のような事情の遺族の方は無理せず、遺品整理は業者にお願いすることをおすすめします。
 

こんな方は遺品整理の業者に依頼するのがおすすめ!

・早く、故人宅を整理しなくてはならない
・故人宅が遠方である
・何日も仕事を休むわけにもいかない
・体力的に自信がない
・故人の持ち物が多い(ゴミ屋敷状態になっている)
・遺品整理自体にとにかく困っている
 
遺品整理の専門業は、専門だけに非常に頼りになります。
様々なケースも取り扱ったことがあるので、何か事情があるご家庭こそ、強い味方になってくれます。
 

遺品整理を業者に頼む時の注意と費用

いざ、遺品整理の業者を探そう!と思ったとき、値段だけで適当に決めてしまうのはトラブルの原因になります。
 
遺品整理業者を依頼する際に以下のことを注意しましょう。
 
・見積もりがしっかりと項目ごとになっているか
・遺品を捨てる際、供養等のサービスはあるか(やるかどうかは別として)
・査定や買取は行っているか
・作業後に追加料金が発生する場合を聞いておく
・電話応対の感じが良いか
 
 
専門業者にお願いするには、やはり費用がかかります。
間取りを基準とした相場では、
1K 30,000円〜80,000円、1LDK 70,000円〜200,000円、4LDK以上 220,000円〜600,000円。
決して安い価格ではありません。
 
費用を抑えたい場合は、遺品の分類は自分で行い、不用品引き取りのみを依頼するという手もあります。この場合は費用が安くすみます。
 

困った時は葬儀社に相談

遺品整理を業者に頼みたいがどうして良いか分からない時は、葬儀社に相談してみましょう。
大きい葬儀社さんでは、提携している遺品整理の業者を紹介してくれるサービスもありますし、
地元の葬儀社さんでも、おすすめの業者を紹介してくれることが多いです。
 
葬儀でアフターケアがしっかりしている葬儀社が紹介する業者は、信頼できます。
葬儀社にとっては地元での評判が重要なので、いい加減な業者を紹介はできません。
 
もちろん、葬儀社だけでなくインターネットで探したり、地域の広報で見つけたり、2・3社で相見積もりをしてみると比べやすいです。
家族だけで途方にくれる前に専門業社にぜひご相談を。