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葬儀に関する豆知識

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新座市・新座市近郊で葬儀社 をお探しの方へ

良い葬儀社とはどんな葬儀社?〜葬儀屋さんの探し方〜

「いいお葬式でしたね」と、言われるお葬式をあげてあげたい。

そんな想いはどのご遺族にもあります。

その「いいお葬式」に欠かせないのが、「良い葬儀社」の存在です。

しかし、良い葬儀社とはどんな葬儀なのでしょうか?

選ぶ目安が、正直わかりにくい!

ここでは、どんな葬儀社にお葬式を頼めば間違いがないかお話ししようと思います。

良い葬儀社は「遺族に寄り添う葬儀社」

良い葬儀屋さんとはどんな葬儀屋さんなのでしょうか。
 
まず第一に遺族の気持ちを良くわかってくれて、
「もし遺族が自分だったら」とどんな葬儀にするか同じように考えてくれる葬儀社であること。
 
要望を良く聞いてくれるのはもちろん、
遺族が無理をしていることも察することができ、
時には、必要ないものへの出費を止めてくれる葬儀社。
 
ここまで来ると、最高の葬儀屋さんと言えるでしょう。
 
しかし、その日に出会ってすぐに、そこまで見極めるのはなかなか難しいものです。
 
最初の営業トークだけ「すごく優しく、丁寧」という場合もあります。
 
良い葬儀社とはどんな葬儀社なのか、もう少し具体的に上げてみましょう。

良い葬儀社を見分ける目安

初対面でもわかる、良い葬儀社と悪い葬儀社の見分け方をピックアップしてみました。

葬儀社の応対について

こちらの話を「よく聞いてくれる」

とにかくまずは「よく聞いてくれる」葬儀屋さんは、良い葬儀屋さんのことが多いです。
あまりお金がないなど、正直に伝えてみましょう。
親身なって聞いてくれ、それなりの葬儀を提案してくれるのが「良い」葬儀屋です。

資料が揃っている

事前相談窓口がある場合、まず資料請求をしましょう。
資料がしっかりと準備されている葬儀社は良い葬儀社と言えます。

応対が丁寧・所作がきれい

電話応対や身なり、所作は、やはり丁寧で清潔感がある方が良いです。
葬儀屋として、サービス業として誇りを持っている証拠です。

広告の見極め方

安いだけで決めてはいけない

チラシやネットで判断する場合は、値段だけに飛びついてはいけません。
他にかかるオプション費用もあるので、あまり目安になりません。

祭壇の写真に注目

チラシやネットを見る時、意外と目安になるのが、祭壇の写真です。
美しい祭壇を作るというプロ意識、「撮影させてもらえる」という遺族との関係性を築けるということで、
良い葬儀屋さんの場合が多いです。

口コミ、知り合いの紹介の場合

葬儀社のネットの口コミ

ネットの口コミは調べやすく、手軽で便利ですが、思っているほど目安になりません。
いわゆる「さくら」や、ライバル会社による下げ口コミなどもありえるからです。
あくまでも少し参考にする程度と考えておきましょう。

「知り合いから聞いた話」は信頼できるのか

それに比べ、地元の知人などによる口コミは信頼度は高いです。
地元で営業している葬儀社は、近所の評判が悪いと継続できないからです。
気になる葬儀社について、なるべくたくさんの人に聞いてみましょう。
 

葬祭に関するスペシャリストの証明

葬祭ディレクターの有無

葬儀社のホームページやチラシなどを見ると「葬祭ディレクターが対応させていただきます」などと書いてあることがあります。
厚生労働省が認定する技能審査の一つだということで、葬祭デイレクターが在籍しているということは、葬儀社を選ぶ目安のひとつになります。

市民葬儀指定業者である

自治体によっては、「市民葬」の制度をもっています。
この制度は、自治体が葬儀社と提携して自治体が費用の一部を補助したり、市の斎場を安価で優先的に使用できるものです。
この市と提携している葬儀社は「市民葬儀指定業者」と呼ばれ、信用度が高いです。

葬祭ディレクターとは?

先ほど出てきた葬祭ディレクターについて、もう少し詳しくお話ししましょう。
 
意外かもしれませんが、葬儀社は認可制ではありません。
 
葬儀を執り行うには、何かの資格はいらないですし、国や自治体の認可も届け出も必要ないのです。
言ってみれば、誰でもどこの会社でも「葬儀屋さん」を営業できるのです。
 
そんな中、唯一の目に見える目安となるのが葬祭ディレクターの技能検定です。
 
葬儀業界団体である葬祭ディレクター技能審査協会が実施している、
厚生労働省が認定する技能審査の一つです。
 
葬祭ディレクターには1級と2級があります。
 
1級
・葬祭実務経験5年以上
・個人葬、社葬などすべての葬祭の受注ができる
・会場設営、式典運営まですべての技能と詳細な知識を持つ
・合格率50〜60%
 
2級
・葬祭実務経験2年以上
・個人葬の受注
・会場設営、式典運営までの一般的な技能と知識を持つ
・合格率70%
 
実務経験があって上記の合格率とは、なかなか難易度が高い技能審査です。
葬儀社の従業員全員が持っているとは限りませんが、
代表者が持っていれば従業員の教育にも活かされるので、
葬儀社を選ぶときの参考にするには大きなポイントです。

これは嫌だ!悪い葬儀社とは

悲しい話ですが、どんな業種にも悪い業者はいるものです。
出会いたくないですが、うっかり出会ってしまった時に、気づけるように以下の点に注意しましょう。

悪い葬儀社の見極めポイント

見積りを出さない

「その時になってみないとわからない」など、何か理由をつけて見積りを出しません。

価格表などのはっきりした目安がない

ドライアイスがいくらなどの、価格表を見せてくれず、聞いても口頭で大体これくらいと言うように表現してきます。

飲食代や返礼品の費用の説明がない

人数によって変化する実費に関して、「それは後で・・・」などと言って、先に話をしてくれません。
気にせずに通夜葬儀と済まして、後日の請求書にとんだ高額が記載されていることも。

説明をあまり細かくしてくれない

見積りを出したとしても、それぞれの項目について詳しく説明をしてくれません。
 
特に臨終という非常時には、判断が鈍りやすく、つけこまれやすいです!
見積り時の応対はなるべく、2名以上で話を聞きましょう。
家族や親族が近くにいない時には、友人でも構わないので信頼できる人に一緒に聞いてもらいましょう。
 

葬儀社への事前相談は軽い気持ちで

悪い葬儀社にはまってしまうことほど、傷つくことはありません。
余計な出費をしてしまったり、嫌な気分になったり・・・
 
逆に、良い葬儀社と巡り会えれば、思い出深く、遺族も参列者も癒される良いお葬式になります。
 
そして納得のいく葬儀社に出会うために一番有効なのは、事前相談です。
 
「葬儀屋を先に決めておくぞ!」と肩肘を張ることはありません。
前もって「葬儀社に関する予備知識を備えておこう」程度の軽い気持ちで資料を見たり、事前相談に行ってみましょう。